理系大学院生の勧めるアイカツ!履修
初めまして、シナリオ(筆者)です。
まずは簡単な自己紹介を。
僕は研究に行き詰った某大学院の修士1年生です。
研究に行き詰った理由は様々ありますが、いわゆるモチベのない研究生です。
そんな僕がモチベーションを上げるために現在視聴しているのがアイカツ!です。
アイカツというのはアイドル活動の略で、主人公である星宮いちごがアイドル養成学校、スターライト学園にて仲間とともにトップアイドルを目指すストーリーになっています。
アイカツ!シリーズはいわゆる女児向けアニメですが、成人済みの我々が見ても十分に楽しめ、泣け、そして成長できる作品となっています。
本ブログはアイカツ!の魅力を発信し、アイカツ!に興味を持って下さる、アイカツ!を見てくださる方が出てくることを期待して作成しました。
しかし、アイカツ!を勧めると僕の友人の多くからは「所詮女児向けアニメだろ、そんなものに夢中になって恥ずかしくないのか」という意見をよくもらいます。
はっきり言います。アイカツ!は女児向けアニメではあっても、女児だけが見るアニメではない。
アイカツ!は人生に悩みを抱える者にヒントを与えてくれるアニメだ、と僕は断言できます。むしろアイカツ!を見ずに成人してしまった自分を恥ずかしく思いなさい。
僕はアイカツ!に人生を救われたと本気で思っています。
理由は様々あり、ネタバレに繋がることも多いので明言はしませんが、大きな理由の一つにアイカツ!が女児のために作られているアニメだということです。
これは単なる女児向けアニメというくくりとは別といえます。
アイカツ!は基本1話完結型であり構成は1回の話の冒頭中に1つの課題が出現、そして努力や仲間の存在、時には奇抜なアイデアによって課題の解決、そしてライブパート(アイドルアニメなので)を経て完結。といった非常にわかりやすい構成になっています。もちろんその途中で大きな枠としてのストーリーが含まれているという感じです。
そしてその1話中に出てくる課題というのは、一見トップアイドルを目指すアイドル達にとって大切なことを説いてるように見えて実は女児に向けたメッセージなのです。例えば「友達を大切にしよう」だったり「あきらめてしまったらそこで試合終了」だったり、「悩んだら一人で抱え込まず信頼のおける人に相談しよう」的なことなのですが、皆さん、今そんな当たり前のことがちゃんとできていますか?
アイカツ!はそんな当たり前のようで、でも当たり前のように行動できていない教訓(アイカツ格言)を女児に説いている道徳アニメなんです。しかも女児に向けて作られているから教訓が分かりやすくダイレクトに教えられているんです。心のノートの100倍役に立つ道徳の教科書といっても過言ではないです。
女児の成長のために作られた話が大人になった我々に刺さるんですよね、、、
研究に悩みを抱えている私も多くのアイカツ格言に救われました(タイトル回収)
僕は研究という課題を抱えていますが、当てはまるそれだけではないと思います。アイカツ!は受験や就活、人間関係など様々な問題の根幹にある自分の心の問題にヒントを与えてくれる作品なんですね。
ただし、恋愛に悩んでいる人が見ても解決にはなりません。アイカツ!に恋愛要素は不要なので(瀬名あかをのぞく)。
アイカツ!は人生、人生はアイカツ! とはよく言ったものですね。(誰が言ったかは知らないけど)
そしてもう一つアイカツ!を勧める理由なのですが、アイカツ!は曲がいいんです。
僕はアイカツ!を履修するまで曲を聴いて涙を流したことはあまりなかったのですがアイカツ!の曲はとても強いんです(語彙力)
ストーリーに即したアツい歌詞と魂の叫びとなったアツい歌に引き込まれ、彼女たちの成長に涙が止まらなくなります。大人になった我々はその彼女たちのアツいアイドル活動を、時にはデビューした時からずっと応援してきたファンのような気持ちで、また時には娘の成長をずっと見守ってきた親のような気持ちで受け取ることができるんです。(語彙力の復活)
さらにアイカツ!の楽曲はいい意味で女児向けアニメの曲じゃないんです。ストーリーに即したキュートな楽曲ももちろんありますが、ちょっと背伸びして大人になりたい女の子に向けたセクシーな曲やバリバリロック調の大学生あたりが喜びそうなクールな曲もあって、歌詞も、女児にはその表現じゃ伝わりにくいだろ~、と思えるような素敵な歌詞が多いです。それってアイカツか?
とにかく、アイカツ!の曲は幅広くヒットするので曲だけでもまあ聴いていってくださいな。
そしてなんと、アイカツ!の楽曲は声優が歌ういわゆるキャラソンではなく(アイカツフレンズ!以降を除く)、プロのアイドルが歌唱担当をしています。もちろん声優さんが歌うことを否定しているわけではないですがプロのアイドルの歌はやはり上手ですね違いますし、それが理由かは不明ですが曲の数が多いのもアイカツ!シリーズの魅力であります。中には一話限定で挿入歌として出てきたのみにもかかわらず絶大な人気を誇る曲も多いです(僕は新・チョコレート事件がすこ)。
ちなみにキャラの声を担当する声優がそのまま歌唱も担当するアイカツフレンズ!以降はシリーズを通して声優さんの歌唱力の向上を感じられるのでそれはそれで泣きます。
なのでアイカツ!は楽曲という観点から見てもストーリー重視の人も楽曲派の人間も楽しめるコンテンツなんですね。個人的には「ラブライブ!シリーズ」や「アイマスシリーズ」、「Wake Up, Girls!」が好きな人は絶対に楽曲から好きになってハマれると思います。「プリパラシリーズ」が好きな人は言うまでもないです。
かく言う僕もアイカツ!シリーズで一番初めに聞いたのは「スタートライン!」でそこからアイカツ!を好きになりました。
ここまで述べてきたようにアイカツ!は誰もが見るべきアニメなんですね(適当)。
そんなことないだろ、と思ったあなた。少し考えてみてください。アイカツ!のテレビシリーズが始まったのは2012年10月8日と今から8年も前のことなんです。その時現役でアイカツ!を見て育った女児たちや小学生(女児先輩)は現在高校生や大学生になっていると考えられます。つまり、あなたの周りにいる人達なんです。アイカツ!を見て人生において大切なことを履修済みの、人生の酸いも甘いも知り尽くした女児先輩に対して、「何にもない...私には何にも...。」というあなたたちは受験や就活といったこの先の競争に勝てますか?
勝てませんよ、このままでは
ということで皆さんアイカツ!を見ましょう(やったぜ)
しかしながら、僕の友人は「アイカツ!は全部で178話もある、そんなに見ていられない」と言います。
気持ちはわかります。たった13話も最後まで見ることのできない我々に178という数字はでかすぎる。それはそうです。
僕も実際そうでした見始めたころは全然終わらなくて途方もない、と思っていました。
当たり前です。アイカツ!は人生、人生はアイカツ! なんですよ?長くて当然
人生において大切なことをたった178話で学ばせてくれることにむしろ感謝しなさいですよ。
しかしながら、僕も鬼コーチではありません。これだけは言わせてください。37話まで見たらあとは止まれなくなるからそこまでは見てください。37話に何があるかは敢えて言いませんがそこまでは見てほしい。
さっき13話も最後まで見れない話をしたのに37話まで見れるか心配なあなた、そうあなたです。
前置きがとても(3000字)長くなりましたが本ブログの真の目的は「どうやったら37話までみんなを導けるか」を僕が考察し、37話までの毎話を批評していくブログにしていきたいと思っています。
多少見ずに飛ばす回はあるものの、大筋のストーリーをちゃんと追いながら37話までに見るべきポイントを拾えるような、キャッチーで!ウィットで!センセーショナルな批評をお伝えできるように頑張りたいと思います。37話までついてこれた人は自動的に最後まで見るようになるので心配ありません。
このブログを投稿したのち、ご要望があればやる予定です。
いかがでしたか?(これが言いたかっただけ)
本ブログで研究や進路、様々にフアン(伏線)を抱えている全学生に向けたアイカツ!を履修するべき理由をお伝えしました。
この投稿をきっかけにアイカツ!に興味を持って下さる方が一人でもいてくれたら幸いです。
初めての投稿ということで拙く読みにくい文章になってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました。
ちなみにアイカツ!シリーズはdアニメストアで見れます。今すぐ登録しよう!